こんにちはトモスポ実川です。
小学校受験で良く出題される、ボール投げ。
その中で
ボールを投げてキャッチ
ボールを投げて叩いてキャッチの2つがあります。
今回はその2つが上達するためのポイントを解説していきます。
ポイントは大きく3つです。
- 肘の曲がり具合
- ボールの持ち方
- 投げる高さ
ボールのコツはこちらの動画をご覧いただくとすぐにコツがわかります。▼
目次
小学校受験のボール投げポイント3つ
ポイント1 肘の曲がり具合
ボールを投げる上で理想的な肘の曲がり具合は肘が少し曲がった状態です。
肘は伸びすぎても、曲がりすぎても投げづらいです。
理由は以下のようにあります。
■肘が伸びすぎてしまうことでのデメリット
- 腕がピーンと一直線になってしまい力んでしまう
- ボールを離す位置が安定しなくなってしまいまう
■肘が曲がりすぎてしまうことでのデメリット
- ボールを持つ手の位置が体に近すぎて投げづらい
- 投げたボールの位置が確認しづらくキャッチができない
ですので、理想は少しだけ肘が曲がった状態のままボールを持ち、投げる動作までいけるのが理想的です。
このようなデメリットを踏まえると。少しだけ肘を曲げた状態の方がボールに力が伝えやすいです。
ポイント2 ボールの持ち方
ボールの持ち方は下からボールを持つのが理想です。
写真のように下から持ちましょう。
手と手はくっつかずに少し隙間をあげましょう。
今回はボールを上に投げるので、下から上方向にエネルギーが伝わるようにすることが重要です。
そのためにも、ボールは下から持ちましょう。
お子様によってはボールを真横から持ってしまうお子様がいます。
真横にボールを持つデメリットは2つあります。
■ボールを真横から持つことでのデメリット
- ボールの離す位置が安定しない
- 投げた際にバックスピンがかかりコントロールがしづらい
ボールの持つ位置を確認しながら、練習をしてみてください。
■ボールの持つ高さはどこから始めればいいの?
ボールを持つ高さは胸の前です。
子どもには「前ならえ!」の姿勢のところでまずは持つようにと伝えるといいです。
この手の位置から、ボールを膝の少し上くらいの位置まで手を下げてから上に投げましょう!
*膝は少しだけ曲げると上半身が使いやすいです。
ポイント3 投げるボールの高さ
最後に3つ目は投げるボールの高さです。
投げる高さは正直うまくなれば、低くてもできてはしまいます。
しかし、試験でのポイントや叩くまでの余裕を考えると高いほうが理想的です。
ではどこまで投げればいいの?と思う方がいると思います。
そんな方への目安とするのは頭より上です。
頭より上に投げることで先ほどお伝えした2つのメリットがあります。
■頭より上に投げるメリット
- 叩いてキャッチまでの余裕ができる
- 試験官からしっかりっと投げている印象に見える
まずは頭より上に投げることを意識して練習を行ってみてください。
補足
投げた後の手の幅もかなり重要です。
投げた後の手の幅が広がってしまうと手がすぐに叩けません。
手の幅は肩幅でキャッチをする準備をしましょう!
小学校受験のボール投げ【コントロールがうまくできないお子様向けの練習方法3STEP】
おそらく投げるポイントを理解したとしてもコントロールがつかないと、面白く無くなって、練習を辞めたいと思ってしまうと思います。
そんなお子様にはこれからお伝えする2つの練習を試してみてください!
⑴風船
受験で使用するボールを使用してうまくできない場合はまずは風船から練習するのがオススメです。
風船は例え投げる位置が少しずれたとしても、落ちてくるまでのスピードがゆっくりですので、余裕を持って落下地点までいけます。
これを繰り返し行うことで、達成感が味わえるので風船を入り口として練習を始めましょう。
⑵壁当て
次は壁当ててです。
ボールは受験用のボールを使用しましょう!
自宅の壁や公園の壁などを使用して行ってみてください。
下記のイラストを参考にして練習を行ってみてください!
基本の練習手順は2つだけです。
- 壁に向かって投げる
- 跳ね返ってきたボールをキャッチする
イラストは片手で投げていますが実際は両手投げで練習してください!
▼ステップ1▼ 「壁に当ててキャッチ」
①壁から80cm離れた位置から自分の頭と同じ高さに的を置きます。
②的に向かって投げて跳ね返るボールをキャッチする。
▼ステップ2▼ 「高さを30cm上げて壁に当ててキャッチ」
①壁から80cm離れた位置から自分の頭より30cm高くした高さに的を置きます。
②的に向かって投げて跳ね返るボールをキャッチする。
▼ステップ3▼ 「壁との距離を縮めて壁に当ててキャッチ」
①壁から50cm離れた位置から自分の頭より30cm高くした高さに的を置きます。
②的に向かって投げて跳ね返るボールをキャッチする。
ここでのポイントは壁との距離を近づけることで、真上に投げる感覚に近づけていきます!
▼ステップ4▼
①壁から50cm離れた位置から自分の頭より高く真上に投げます
②投げたボールをキャッチ
先ほどの壁に投げた感覚のまま、投げる的が上にあると意識して真上に投げましょう!
真上に安定して投げることができたら、投げて、叩いてキャッチをチャレンジしてみましょう!
まとめ
今回はボールを投げて(叩いて)キャッチが上達するためのポイントを解説いたしました。
投げてキャッチのポイントは、全てはスローイング(投げる)にかかっています。
ここがしっかりとできればキャッチは簡単になるので、まずはスローイングをメインに行ってみてください!
ボールは投げてキャッチだけでなく,ドリブルも不安な方はこちらも合わせてチェックしてください!
小学校受験を控えている方で、
☑︎模試の運動の点数がよくなかった、
☑︎そもそも運動が苦手
という方はトモスポ小学校受験コースにご参加ください!
▼詳しくはこちら▼