【子供のスポーツ指導者必見】考えながら練習をして成果が出る3STEP

練習方法
こんにちは!トモスポ実川です!

子どもに運動指導をしていて、自分で考えながら練習をして欲しい!

という思いからこのような声かけをしたことありませんか?

コーチ

「もっと考えて練習しろよ!」

「ちゃんと考えてから取り組めよ!」

「自分で考えればわかるだろ!」

 

と「考えろ!」という言葉を使った声かけをよくしませんか?

 

もちろん考えながら練習をすることは大切です。

 

 

しかし、子どもたちは、その「考えろ!」の意味を本当に理解していますか?

 

 

実際、私が選手だったときにコーチや監督に「考えろ!」と言われて、

「いつもちゃんと考えてやってるよ!」「クソっ!」と思っていました。

 

 

「クソっと」言ってしまいごめんなさい、、

 

 

今回は子ども自身で考えて練習に取り組めるようにするにはどのようにすればいいのか?

私自身2000名以上の運動指導を行ってきた経験をもとに解説していきます。

 

考えるとは?

考える」とは簡単にいうと課題と対策です。

おそらく、幼児や小学生では、この言葉の意味を理解することは難しいです。

 

考えるとはどういうことかをもう少し噛み砕いて説明してあげると、選手や子どもは、より自分の成果を上げるることができるはずです。

今回はこの「考える」という言葉を選手に伝えるにはどうすればいいかを説明していきます。

「考える」を分解する

考えるだけを分解すると大きく3つの手順になります。

  1. 課題・問題を見つける
  2. その問題を解決するための方法を考える
  3. 考えたことを出して整理する

 

まずは「考える」という行為は始めにも説明した通り、課題と対策の2つからなっています。

●手順1【課題・問題を見つける】

考える際に必ず考えるテーマがあるはずです。

まずは、テーマつまり課題や問題を挙げます。

●手順2【問題を解決するための方法を考える】

次にその課題について、どのように解決できるのかを考える、解決方法を挙げます。

 

例えば、サッカーで、同じポジションの選手に比べて足が遅いという課題があります。

その足が遅いということに対して、どのようにすれば速くなるのか具体的に対策案を出します。

「足の回転が遅いから、ミニハードルを使用して回転を速くしよう!」などと課題に対しての解決案を細かく出していきます。

●手順3【考えたことを洗い出し整理する】

解決策で出た案をまずは全て挙げます。

箇条書きなどにして、どの解決策から実際に行動に落とし込んでいくか順番を整理します。

Point!!
課題と対策を挙げ、実際に行動することでスポーツにおける考える習慣が作られる。

【考える習慣を作っていく時の注意点】

選手にいきなり、「課題と対策を挙げてみろ!」と言っても、最初はその場で思いついた事しか言えません。

まずは口頭で課題と対策を言うのではなく、ノートなどに書き文章化して頭で整理しやすいようにしてあげましょう。

考えると悩むは違う

考えろと言われて、考えてしまう方向が間違ってしまうと子どもや選手の成長からはかけ離れてしまします。

 

私が選手時代に「もっと考えてやれよ!」と言われたときにやっていたのが、ひたすら問題や課題について悩むということでした。

「ああすれば良かった」

「あそこが行けなかったんだよ」

などと問題ばかりに目がいっていました。

 

このような考えでは一向に成長はしません。

 

まず悩むと考えるの違いを知ることが大切です。

 

悩む→ただ、自分の問題を挙げるだけで特に対策は考えず漠然とまた練習をする

考える→問題を挙げ、どのような練習をすれば問題が解決できるか対策を考える

 

先ほど言った私の選手時代の時のように、上手くいかなかった時

「集中力が足りなかったのかな?」

「取り方が悪かったからかな?」

と問題ばかり挙げているだけで、どのようにすればエラーをしなくなるという改善案が全くない。

この考え方には一切、対策方法が入っていないのです。

 

ですので、私のように、「考えろ!」と言われてただ、悩んでいるだけの選手がいるはずです。

その選手にまずは、「考える」と「悩む」の違いを教えてあげましょう!

その上で先ほどの考える手順を指導者が手伝いながら解決策を提示していきましょう。

子どもだけでは自己分析は難しい、指導者が具体的なアドバイスを!

先ほど説明したように具体的に自分の課題を挙げて、その課題について対策方法を出していくと言いました。

しかし、子どもの中にはこの自己分析が自分だけではできない子もいます。

例えば、課題点は守備で、強みは攻撃であるにも関わらず、

「自分には攻撃力が全く足りていない」

「もっと攻撃力を挙げるためにシュート練習をしよう!」

と自分の現状を客観視できない選手もいます。

 

このような子の場合には課題点を指導者が伝えて挙げましょう。

課題点を伝えたあとはまずは自分で、箇条書きの形でも構わないので自分で改善策を考えさせましょう。

そのあとコーチや監督がその改善策についてアドバイスしてあげます。

この繰り返しを行い自分でPDCAサイクルができるようになればより子どものレベルアップにもつながります。

まとめ

指導者は選手に常にアドバイスをする機会があります。

そのときに、「考えろ!」「ズバッと振れ!」といったような、選手に抽象的なアドバイスをすると選手は理解できていない可能性があります。

アドバイスをする際は、抽象的なことをいかにして具体化して伝える事ができるかが選手の成長度に関わってきます!

日頃から自分のアドバスは抽象的な発言になっていないか、気にしてみましょう!

 

▼この記事を書いた人▼

 

実川知也(ジツカワ トモヤ)

運動の苦手克服教室TOMOSPO 代表

 

今までに2000名以上のお子様に運動を指導。

その経験をもとに、脳科学と心理学を利用して、子どもにコツを教えるのではなく、

対話をしながら、子ども自身で運動が上達する思考方法を身につける質問型の指導方法が特徴。

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