子どもがやる気まんまんになる声かけの方法

子育て
 
TOMOSPOの平田です!
本日は『子どもがやる気まんまんになる声かけの方法』についてです。
苦手なことや難しいことでもやる気を持って立ち向かえるような子に変身するポイントをお伝えします。
 
幼児〜小学生くらいのお子さんへの教育に携わっていると多い相談をいくつか紹介しますね。
「言われないと宿題をやらない」
「集中力が続かない」
「自分から挑戦しない」
「やれそうなことしかやらない」
「すぐに諦める」
初めてTOMOSPOに申し込むお母さんお父さんがはこういう悩みを抱えています。
これは『難しいことにも積極的にチャレンジできる子になってほしい』という想いからくるものでしょう。大人になって生きていくにはとても大切なことですね!
 
そんな想いを受けて、TOMOSPOでレッスンを重ねていくと・・・
 
「自分からチャレンジするようになった」
「楽しそうに取り組むようになった」
「粘り強くなった」
「親から見ても成長がはっきりした」
 
こんな変化がご家庭で出てくるようです。
 
なぜTOMOSPOでレッスンをすると子供が自発的に取り組むようになるのか?
その秘密は『声かけ』にあります。
 
『チャレンジって楽しい!』
『成長している!』
『もっと頑張ろう!』
 
お子さん自身がこう思えるような環境づくり。
その為に重要な『声かけ』を一緒に学んでいきましょう。
 
 
 
こんな研究結果をご存知ですか?
ただやらされている課題というのは脳に定着しない
つまりやる気がないのに課題をやっても意味がないのです。
 
TOMOSPOで成果が出る秘密は・・・
お子さんがやる気になる環境を整えることを重視しているからです!
 
じゃあ、やる気ってどうしたら起きるの?
そのための声かけって何をすれば良いの?

この疑問に対する答えはこちらの3つです。
 
○子どもが積極的に課題に取り組む3つのポイント
・物で釣らない
・ありったけの愛情を持って褒める
・「結果」ではなく「プロセス」を褒める
TOMOSPOがやっていることは言葉にしてしまえばこれだけです。
これだけですが、この中にはやる気を引き出すポイントが詰まっています!
 
それをこれから順番に説明していきます。
 
少々内容が長いのですが、ご自分とお子さんに当てはめながら一緒に進んでいきましょう。
 

人は好きなことしか進んで出来ない?

 
まずはお子さんのことを考える前に自分のことで当てはめてみましょう。
 
質問:自分が「やる気に満ちている時」ってどんな時ですか?
 
考えてみてください。
自分が意欲的に取り組もうとしている姿が想像できましたか?
仕事では
「大きな仕事を任されたとき」
「大事な昇進試験を受けるとき」
「尊敬する人に期待をかけられたとき」など
プライベートでも
「楽しみにしていた映画を観に行くとき」
「話題のデザートを食べに行くとき」など
人によって「やる気が満ちている場面」は違います。
 
ですが共通していることがあります。
それは「行動によって報酬が得られる」ことです。
 
「行動によって得られる報酬に期待を持ったとき」
 
人はやる気が出でます。
 
ここでの報酬とはお金や地位や物や充実感など、その人の価値観や場面によってそれぞれです。
 
あなた自身も

「やりがいを感じない…」
「やりたいことが出来ない…」
「他の人がやっても良いことなのに…」
「いつまでも同じことばかりでつまらないな…」
「これになんの意味があるんだろう…」
「割りに合わないな…」
 
このように思って仕事にやる気が出なかったことが一度はあるでしょう。
 
これは「行動=報酬」が見当たらないからです。
 
このメカニズムは脳科学的にも証明されています。
 
さて、ここまで自分の場合で考えてみました。
これをお子さんに視点を向けてみましょう。
 
あなたが取り組んでもらいたい事柄に対してお子さん自身が
「私がやることで私にメリットがある」と思えているでしょうか?
脳が成長途中である幼少期のお子さんは「未来のこと」や「AとBの関係づけ」「仮定の話」などを想像するのはまだまだ苦手です。ですから「受験のため」「あなたのため」「将来のため」と言われてもイメージができません。
率直に今自分が楽しい、嬉しい、好き、ワクワクするというイメージが湧くような声かけをしていましょう。
 

子供は物で釣っちゃいけない

 
さて、これまではやる気の仕組みについてお話ししました。
これからはより実践的なお話になります。
 
お子さんが自発的な取り組みをするには、
その行動自体が楽しい!と感じなければなりません。
まずは行動を楽しめていない例をあげてみましょう。
例えば「この課題やりたくない!」という子に対して
「課題をやったらYouTube見て良いよ」
「大好きなお菓子があるから課題も頑張って」
と伝えたとしましょう。
これにはいくつかの危険があります。それを解説していきましょう。
 

危険①

まず最初の注意は、どれだけ嫌がっても「お菓子食べたらやろうね。」「YouTubeを10分観て良いよ」などの前払い報酬はやめた方が良いでしょう。なぜなら「嫌がり続ければ(行動)親の譲歩を引き出せる(報酬)」という嫌がるメリットを経験することで嫌がり癖がついてしまうからです。

危険②

これで課題を行ったとしても「課題はイヤだけど、報酬のためにやる」となっている可能性が高いです。
ここでの思考は「イヤなこと(=課題)をやったことで報酬(=お菓子)が得られる」です。
つまり報酬=YouTubeやお菓子なので、課題自体が楽しいとは思えていないことが問題です。楽しいと思えていないばかりか「課題=イヤなこと」として定着してしまう危険性があります。

危険③

危険②でお伝えした「課題はイヤだけど、報酬のためにやる」
では、報酬がなかったらときお子さんは積極的に課題に取り組んでくれるでしょうか?
報酬がないなら課題をするメリットがないので頑張る理由もないですね。
即物的な報酬では目先の報酬がないと頑張らない癖がついてしまう可能性があります。

危険④

この思考の中にはプロセスや結果のクオリティについては問われていません。
つまり「結果はどうでもやればOK」「お菓子がもらえるからやる」という形だけの課題に陥りやすい危険性があります。
 
 
物を報酬にすることが持つ危険性をいくつか挙げてみました。
 
危険性には挙げませんが、私の主観では即物的な報酬の場合はお子さんの気持ちが長続きしない印象があります。
 
最初にお伝えした通り、課題自体に興味を持っていないと脳に定着しません。
 
つまり物に釣られて課題をこなしてもお子さんを縛るだけで意味のないものになってしまうのです。
 
物を報酬にすることを全て否定するわけではありません。
予防接種などのストレスが大きいものや大きな目標を乗り越えたお祝いはとても喜ぶでしょう。
そういう時にはぜひ大好きな物をプレゼントしてあげてください!
 
では、物で釣らないでお子さんがやる気を持って課題を取り組むにはどうすれば良いのでしょうか?
今回のテーマである「自発的な行動」を促すには「課題をすること自体が楽しい」と感じる必要があります。
 
ポイント①:課題をやる満足度や充実感が大きい
・パズルをやったらお母さんが褒めてくれた!
・お父さんと一緒に過ごせた!
 
ポイント②:その課題をすることが楽しい
・パズルが得意だから楽しい!
・難しいパズルも解けるようになった!
 
このいずれかの感情を得られていることが非常に重要になります。
 
順序的には①から②に移行するイメージです。
②になった時、子どもは目の前の課題に自発的に取り組むようになるでしょう。
報酬が物であることは①に該当はしますが②に移行することは難しい印象です。
 
では①の段階から②へステップアップするためには何が必要なのかを次に説明します。
 

「結果」ではなく「プロセス」が大切

前の章で「課題をすること自体が楽しい」と感じることが自発的な取り組みに必要とお伝えしました。
 
課題に喜びを感じるためには何が必要なのでしょうか?
それは「やったこと自体に注目すること」「愛情」が重要になってきます。
 
子供にとって親に認めてもらうこと、褒められること、愛情を向けられること何よりの報酬になります。
 
愛情を受け取ることで大きな満足感や充実感を得られるのです。
それは即物的な報酬の充実感より遥かに大きいものです。
 
では、どのように愛情を向けたら良いのか?そのポイントを説明します。
 

心から褒める

第一のポイントは『心から褒める』ことです。
子供は理解できる言葉が多くない分、表情や言葉のトーンには特に敏感です。
 
心の入っていない上辺だけの言葉には子供は騙されません。
逆に嘘をつかれていると傷ついてしまうことさえあります。
 
しっかりとお子さんと向き合って表情や言葉、仕草を心から表現してください。

結果ではなく取り組みを見る

第二のポイントは「結果」を見るのではなく「取り組み」に注目することです。
 
結果にばかり注目してしまうと、失敗に対して臆病になってチャレンジする勇気が出なくなってしまいます。
 
そもそもチャレンジに失敗はありません。
上手くいかない方法を学んだだけです。
 
それは成長の種と言えるでしょう。
「こういうところが上手だったね!」
「ここを一緒に練習してみようね!」
 
といったように「過程」に注目してあげてください。
 
親がそういうスタンスでいるとお子さんは
「上手になるために協力してもらえる!」
「頑張った姿を見せたら喜んでもらえるんだ!」
という意識になります。結果に意識が向かなくなればチャレンジを重ねることに抵抗がなくなります。
 
こういった経験を重ねることで、「課題にチャレンジすること(=行動)で親の愛情(=報酬)を得られる」という学習のサイクルができるのでチャレンジすること自体がポジティブなものとして捉えられるようになります。結果的に大きな成果を残せるようになるでしょう。
 
そうすることで「成長が楽しい」と感じることができ、課題に自発的に取り組むサイクルが出来上がるのです。
 

まとめ

 
長々と解説してきましたが、本質的には大人も子供も同じです。
嫌なことはどうあっても嫌なのです。楽しいと思えているときはどんなことも苦になりません。
 
愛する我が子が、全力で目の前の壁に立ち向かえるにはどうしたら良いか?
壁にくじけそうになったらどうするのがこの子のためなのか?
 
全力でチャレンジに集中できる環境を整えてあげることが親ができる最大のサポートです。
 
最後に大切なキーワードをまとめておきます。
・人は報酬がないとポジティブに行動出来ない
・子供にとっての何よりの報酬は愛情
・「結果」ではなく「プロセス」が大切
以上の意識を持って声をかけてみてください。
きっとお子さんの反応も変わるはずです。