子供のやる気を引き出す3つのポイント【これを読めばやる気が続く】

子育て

 

平田先生

こんにちはトモスポ平田です。

子どもの勉強や運動に対してこんな悩みや思いを感じたことはありませんか?

 

✅すぐにやる気を失ってしまう

✅習い事が続かない

✅継続する力をつけて欲しい

一つのことをやりきる力を身につけてもっと自分の才能を伸ばして欲しい!と思っていませんか?

 

私が実際に子どもの指導を通してどのようにすればやる気が持続するのか、試行錯誤しながら出た考えをもとに

皆様の家庭でも実践出来る3つのポイントを紹介したいと思います。

そのポイントは大きく3つあります。

  • 価値観を認める
  • 挑戦を助ける
  • 成長を喜ぶ

 

私が様々な運動の悩みを抱えるお子様の中でやる気を持続させ練習することでこんな変化がありました。

  • 2年間体操教室に通ってもできなかった逆上がりが出来るように!!
  • 全く縄跳びが跳べなかった子がコツコツ自宅での練習をすることで100回以上跳べるように!!

やる気を持続するにはお子様の心の状況を理解しながら、勉強や運動に取り組む必要があります。

人の欲求の段階から考える子供の「やる気」

まず、やる気(モチベーション)というのは大きく人間の欲求と関わりがあります。

この欲求からやる気というものを考えていくとわかりやすいと思います。

私はマズローの欲求段階説から考えるモチベーション(やる気)

というポイントで今回子どものやる気について考えてみました。

 

いきなり、「マズロー!?」「何それ??」

訳のわからない言葉じゃないか!

と声が聞こえてきそうですが、簡単に説明していきます。

 

まず、マズローとは誰?ということもあるかと思うので、一応紹介しておきます。

アブラハム・ハロルド・マズロー(Abraham Harold Maslow, 1908年4月1日 – 1970年6月8日)

アメリカ合衆国の心理学者。

ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区に生まれる。彼は人間性心理学の最も重要な生みの親とされている。これは精神病理の理解を目的とする精神分析と、人間と動物を区別しない行動主義心理学の間の、いわゆる「第三の勢力」として、心の健康についての心理学を目指すもので、人間の自己実現を研究するものである。彼は特に人間の欲求の階層(マズローの欲求のピラミッド)を主張した事でよく知られている。マズローは人間についての学問に新しい方向付けを与えようとしたが、彼の著作はそれ以上に内容豊かなものになっている。著書、雑誌論文は100編以上におよび、アカデミックな心理学のみならず、教育や経営学のような隣接領域にまで彼の思索は及んでいる。

出典 : アブラハム・マズロー – Wikipedia

平田先生
簡単に言うと心理学者ですね!!

 

マズローは人間の欲求は5段階あると言っています。

出典:自分コンパス

  1. 生理的欲求(生存欲求)…呼吸、食事、睡眠など生存するための欲求
  2. 安全の欲求(安定の欲求)…家や身の安全を求める、物質的に満たされたいという欲求
  3. 社会的欲求(所属の欲求)…どこかに所属したいという欲求、友情・家族・愛情
  4. 尊厳・評価の欲求(承認欲求)…賞賛、承認されたいという欲求、自信・自尊心・達成
  5. 自己実現の欲求(成長欲求)…自分の能力を引き出したいという欲求、自発性

 

1が満たされると2、さらに満たされると3へと欲求は高まっていきます。

同じ欲求の段階で停滞してしまうと自分の欲求が満たされていないと感じてしまい、モチベーションの低下につながります。

この欲求の段階と最初の悩みを比べてみると「苦手なものを克服する(達成)」「一つのことをやりきる(自発性)」と言い換えられます。

「やる気を失ってしまう」のも欲求の段階と実際の環境が合っていない可能性があります。

欲求の段階と実際の環境が合っていないとは?

WHAT?
欲求の段階と実際の環境が合っていないとは?

例えば、一番分かりやすいのは、「逆上りが上手になりたい!!」

と本人が自ら頑張って逆上りの練習をして5段階目の自発的欲求段階にいるのに、

お父さんやお母さんが「なんで出来ないの?」「もっと練習しないと!」「そのやり方じゃないよ!」などと

縛ってしまうと「自由にやらせてもらえない」と不満になってしまいます。

不満になることで5段階目の自発的欲求段階から外れていってしまいます。

この欲求が満たされていない状態が、いわゆる「やる気がない」状態に写ってしまうのです。

そこから「あれをしなさい」「これはやったの?」と言われてもやる気が出るはずもありません。

大人でも、やりたくない仕事を押し付けられたり、自分の意思と反する指示をされるとやる気は出ませんよね?

子どもも同じです。

 

お子さん自身に主体性のないことはどれだけ親御さんが「やらせ」ても、すぐに諦めたり、飽きてしまったりするのです。

 

どうすれば子供がやる気をもって取り組めるようになる?

結論から言うと、お子さん自身が「これをやりたいな」「これが出来たら嬉しいな」と思える環境を提供してあげることです。

 

保護者の方が必要なことは「あれをやりなさい」「こうしなさい」という指示ではありません。

 

「これをやるのは楽しい!」「こうなりたいから頑張る!」そんな風にお子さんが思ったくれていたら目の前にある課題も積極的に取り組んでくれるはずです。

そのためにも1~4段階目の欲求をしっかり満たしてあげることが非常に大切になります。

 

子供のやる気を引き出す3つ方法

これまで説明してきたように、言葉でいうのは簡単ですが、実際にどういうことをすれば良いのでしょうか?

先ほどの欲求の段階も踏まえつつ実践できる方法を3つ挙げていきます。

⑴ご褒美を設定する


例えば、「逆上りが出来るようになったらゲームを買ってあげる!」

「映画館に連れて行ってあげるから頑張ろうね!」

と言った努力に対するご褒美を作ってあげることは子どもにとってのモチベーションの一つになります。

これは実践している方も多いのではないでしょうか。

 

人間は目先にご褒美があるとモチベーションが上がるという心理学的な結果も出ていますのでこれは非常に有効な手段と言えます。

ご褒美があることによって、今まで挑戦できなかったが挑戦してみよう!!という気持ちにも移行できるキッカケにもなります。

ただし、これにはデメリットが大きく2つあります。

デメリット

  • ご褒美を手に入れた瞬間にモチベーションが一気に低下する
  • 同じレベルのご褒美をあげ続けていると慣れてしまってやる気も上がらなくなる

ご褒美という武器は短期的な目標設定で少し大変な壁を越える時には大きな力を発揮しますが、

頼り過ぎてしまうと「ご褒美のために頑張る」といったように頑張る目的がずれてしまうために注意が必要です。

 

この目標が達成した後は、目標となるモチベーションがなくなってしまうので、やる気が極度に落ちる可能性もあります。

そうならないためにも、次の2つがとても大きなやる気のポイントになります。

⑵成長しているところを伝える

2つ目のポイントは自分の変化(成長)を認めることです。

例えば、逆上りができなかった子が逆上りできるようになった!!

などと以前の自分とは違う自分になった事を認めてあげることで成長に喜びを感じます。

 

運動であれば、子どものうちは、自分の動きを客観的に判断する能力が未熟なので親の目線をしっかりフィードバックしてあげることが大切です。

動画を撮影してお子さんに見せてあげるのも良いですね。

 

その際にポイントとなるのは否定的な言葉を使わないことです。

「ここがダメだった」「これが出来ていない」と言われてしまうと「出来ない自分」という価値観が定着してしまい自信ややる気がどんどん減少してしまいます。

奥手で消極的な人格形成につながり安くなる可能性があります。

逆に「さっきよりここができるようになったね!」「どんどん良くなっているよ!」「この部分は完璧だね!」

などポジティブなワードを使いながらフィードバックしていくことで「成長していく自分」という価値観が生まれ、練習が楽しくなり成長がどんどん加速していきます。

「成長していく自分」というものに意識が向けられるようになるとやる気が持続しやすくなります。

⑶たくさん褒めて一緒に喜ぶ

自分自身が認められることも、お子さんのモチベーションの向上に重要ですが、欲求が高くなってくると自分自身が満たされたいという欲求(内的欲求)から、「他者に与えたい」という外的欲求へと移行します。

まだ幼いお子さんでもこの欲求は持ち合わせていますが、与えられるものは多くはありません。

ですから、自分の頑張る姿や出来るようになった成果によって他者に喜びを「与える」ことで、自己実現の欲求を満たしているのです。

 

お子さんにとっての一番大切な他者とは家族、つまり、お父さん、お母さん自身が思い切り喜んでいる姿を見せることで、お子さんの高い欲求が満たされるのです。

次の課題、これが出来たら次…と課題を出し続けて成長を促すことも大切ですが、

まずは目の前のお子さんの成長を心の底から喜びましょう。

Aママ
やる気に対してのアプローチは理解したけど、それをどのようにして継続させていけばいいのだろう?

と思ったご家庭はこちらの記事を参考にしてもらえると、より、やる気を持続させながら成果に繋げることができます。

子供の習慣づけのコツは3つ【子どもの才能が勝手に伸びる習慣の作り方】

2018年8月6日

まとめ

今回は子どもがやる気を持ち続けるにはどのようにすればいいのか?

という話を私の実践を踏まえた上で説明させてもらいました。

やる気のポイントは

  • 価値観を認める
  • 挑戦を助ける
  • 成長を喜ぶ

つまり子どもが意欲的に取り組もうとしていることに対して、より集中できる環境を作れるようになれば子どもは勝手にやる気は出ます。

やる気は出させるものではありません。

 

子どもがやる気を持ち続ける、集中して取り組むためには、親と子の距離感がとても重要です。

どの保護者の方もお子様の為を思ってやっている行動だと思います。

ただ、その行動が子どもにとってやる気や集中を助長させる行動なのかを考えながら、子どもと向き合っていただけると、

より子どもの才能や良さが引き出されるのではないかと思います。

 

▼この記事を書いた人▼

 

 

 

平田 雅(ヒラタ マサシ)

治療家でもあり教育家でもある、教育界では珍しいパラレルワーカー。

柔道整復師としての経験を活かし、体の本来の機能や構造に適した、無駄のない体の使い方を運動指導にも応用して指導している。

現在は「かふう整体院」を経営しながら、「逆上がり専門教室」、「かけっこ指導」、「小学校受験対策」など幼児から小学校生を中心に運動指導を行っている。