逆上がりが上達する鉄棒の高さを見極めるたった一つのポイント

鉄棒
平田先生
こんにちは逆上がり専門教室を運営している平田です!
 
逆上がりの練習をするときに「どの高さの鉄棒を選べば良いの?」と困ったことはありませんか?
 
 
逆上がり専門教室にいらっしゃる、親御さんからも「自分たちで練習するときに高さの選び方がわからない…」という質問をいただきます。
 
今回はそういった悩みをお持ちのあなたに逆上がりの「お子さんが逆上がりの練習に使う適切な鉄棒の高さの選び方」をお伝えします。
 

鉄棒の高さが合っていないまま練習するとどうなってしまうのか?

●低すぎると…

  • 動きが窮屈になる
  • 勢い良く回りずらい
  • 蹴り上げた時にふとももが鉄棒に当たって回転が止まってしまう

●高すぎると…

  • 腕に力が入りづらい
  • お腹を鉄棒に近づけずらい
 
その結果…
やりづらくて苦手意識を持ってしまう
「出来ない」という思考になって成功する可能性を下げてしまう。
 
 
ではどうやって選べばいいのでしょうか?
 
今回お伝えするポイントはたった1つです!
 
『体の重心の位置に寄せやすい高さにしよう!』
 
 
 
平田先生
これを意識してやってみてくださいね!
以上です。
 
ありがとうございました。
 
・・・なんて終わってしまったら怒られてしましますね。
 
それでは具体的に解説していきましょう。

逆上がり(鉄棒)と重心について

 
逆上がりをはじめとした鉄棒運動と体の重心の関係について説明します。
少し理論の話が続くので面倒な方は以下のポイントだけ覚えてください。
 
 
鉄棒の逆上がりの成功の鍵は3つ
 
  • 大人はヘソ・子供はみぞおちに重心がある
  • 体の重心をいかに鉄棒に近づけて回るか
  • 適切な高さを選ぶこと

重心て何?

 
言葉くらいは聞いたことがあるかも知れませんね。
今回は専門的な話は割愛しますが、興味があれば調べてみてください。
 
重心とは簡単にいうと「物体の中心」です。
 
その中心の場所は、重さ(重力)がかかるときに、その点を支えると全体を支えることができる点
ということになります。
 
と言っても少し難しいですよね!
 
今回はこの2つのルールだけ知ってもらえたらOKです。
 
  • 重心とは重さ的に最もバランスのとれる点
  • 物体の回転運動の軸は重心を通る
 
成人の体の場合、基本的な姿勢の時はヘソの下が重心です。
 
幼児くらいの年齢の場合は頭身が低いのでその分上にあってみぞおちのあたり。
 
成長段階によって違うので参考にしてみてください。
 
 
 
 
この図を見てわかるように大人と子どもでは重心が異なります。
 
 
大人:ヘソのあたりで回る方がやりやすい。
 
子ども:みぞおち近くを基準にしてあげると回りやすい。
 
では子どもがみぞおちで回っているのか?
 
と言われるとそうではありませんが、へそよりは少し上の位置と意識してもらえると回転しやすいです。
 
この違いを理解せずに大人の感覚で指導してしまうと、
子どもにとって回りづらい方法になってしまいますね。

重心と鉄棒が離れるとどうなる?

重心と鉄棒が離れると以下のような状態になってしまいます。
 
  • 回転するときの軸がズレて回れない
  • 体を引き寄せるのに大きな力が必要
 
逆に言えば
 
近ければ少ない力でも回れる=年齢や筋力があまり関係ない
 
ですから、逆上がりの技術的な指導は
力を入れやすい体勢から重心を鉄棒に近づける動きの習得をすればいいのです。
 
力む必要は全くありません。
むしろ必要な動きを押さえつけてしまうので適度に脱力してる方がいいです。
 
そのために余計な力を入れなくても良いような環境=高さが重要なのです。
 
つまり、高さを選ぶことは逆上がりが成功するための最初のステップと言えます。
 
ここでつまづいて、苦手意識が生まれた結果、
練習もしたくないし「できなくてもいいや」という思考
に向かってしまっている可能性もあります。
 
理論的な話なので長々と説明してしまいました。
ですが、繰り返し言いたいのは最初に挙げたたったこれだけです。
 
鉄棒の成功はこの3つ!
  • 大人はヘソ・幼児はみぞおちに重心がある
  • 体の重心をいかに鉄棒に近づけて回るか?
  • 適切な高さを選ぶこと
 

平田的鉄棒の高さを決めるポイント3STEP

①気をつけ!
脇を締めてまっすぐ立ちます。
 
②前ならえ!
胸の高さまで腕をあげます。
この時も腕が外に広がらないように気をつけましょう。
 
③肘を軽く曲げる
ここも脇を開けない。
これが上腕の筋力が安定する角度です。
 
この3つを行なった高さが基準の高さです。
 
今の腕の高さに対して上下の近い方を選んでみてください。
 
とは言え、個人差はあると思いますのでやってみて色々試してみてください。
 
補足
※鉄棒をつかんだときの腕の幅はまっすぐより少し広いくらいになると思います。
肘の角度というのは生理的外反肘(図)というものがあるため。
完璧に真っ直ぐとはいえません。
 
生理的外反肘(キャリングアングル・キャリーアングル)
出典:https://ameblo.jp/evergrowing/entry-11025263302.html
 

まとめ

 
最初は力をいれる角度や体の使い方自体が変わるので、やりづらさを訴えるかも知れません。
 
ですがそれは「変化の違和感」です。
少なくとも今までの「出来なかったやり方」からは変化しています。
 
そのまま応援してあげてみてください!
その上で様子を見てヒントを与えてみてあげてください。
 
TOMOSPOが逆上がりを指導していく上での判断基準は
 
  • 勢いが足りているか?
  • 窮屈さはないか?
  • 動きがスムーズか?
  • 勢いを失っていないか?
  • 回転方向に動いているか?
  • 力をいれるタイミングができているか?
などを総合的に体の状態を見ながら指導しています。
 
「出来る」「出来ない」2パターンだけの判断基準だけでなく、
こういった視点で細かく判断してあげると上達が感じやすくなります。
 
もしわからない点があれば、その時は逆上がり専門教室で体験レッスンを受講して見てください!
 
まずは体験レッスンだけでも可能です。
(体験だけで成功したお子さんもいるほどです!)
▼この記事を書いた人▼
 

 

平田 雅(ヒラタ マサシ)

治療家でもあり逆上がり専門家でもある、教育界では珍しいパラレルワーカー。

柔道整復師としての経験を活かし、体の本来の機能や構造に適した、無駄のない体の使い方を運動指導にも応用して指導している。

現在は「かふう整体院」を経営しながら、「逆上がり専門教室」を運営して幼児から小学校生を中心に指導を行っている。