はじめまして!
子どもたちに運動指導を17年間指導してきた実川です。
これから体操教室を通うか迷っている保護者の方に向けて体操教室は何歳から始めた方がいいのか?
この疑問についてお答えします。
まずは私、実川の結論から言いますと「子どもが興味をもった時が1番」
究極を言うと子どもが走ったりジャンプしたり、「動く」ことに興味や楽しさを感じている時が理想です。
ただ、すべての子が運動に興味をすぐに持てるとは限らないので、大きく3つのタイミングで体操を始めるのはどうですか?
という提案をしてみたいと思います。
目次
ゴールデンエイジについて
まずは私の3つのタイミングについて記す前に、様々な記事でも書いてある運動を行う上で欠かせない「ゴールデンエイジ」について簡単に解説します。
人間に上記のスキャモンの発育曲線のグラフのように発達のタイプがあります。
このグラフはリンパ型、神経型、一般型、生殖型に分類し、20歳を100とした時の「量」的な成長を示したものです。
運動を習う際によく用いられるのがプレゴールデンエイジです。
プレ・ゴールデンエイジとは(3歳~8歳)の時期を指します。
この時期は、運動能力の基礎ができる時期で、神経系が発達する巧緻性、リズム感、バランス感覚等、身体をうまく動かす上での基本的な要素が成長します。そのため、この時期は技術を身に着けるというよりも様々な運動動作を行うことが推奨されます。
なので多くの教室ではこの年齢の間に運動を習って習得するとその後の子どもの運動能力に大きく繋がります。
と言われることが多いです。
もちろん、科学的な知見からも大切ですが習い事は子どもの感情がとても重要なのでこの科学的な知見も踏まえて私の3つのタイミングを参考にしてみてください。
実川が考える体操教室を通い始めるタイミング
それでは実川が考える3つのタイミングについて説明していきます。
1仲良しの友達から誘われる
1番スムーズに始めやすいのは友達がいるというのがオススメです。
幼児の場合は保護者同士からのお誘いがあるかと思います。
なぜ、友達がいると良いかというと安心感です。
知っている人がいるといないでは活動の満足度が異なります。
なので友達の中で楽しく体操教室行っている子がいたら一緒に行ってみてください。
2近くの教室に通える年齢から
2つ目は小さい年齢から通える場所があれば行ってみる!というのが良いと思います。
あれこれわからない年齢の時に初めてみて、その子にとって楽しめる教室であれば早いうちに様々な動作や体力を獲得することができます。
それにより、運動に対する興味、関心が高まるので幼稚園などでの運動も自己効力感を感じながら運動に取り組むことができます。
3自分で行きたいと言われてから
3つ目はやはり「やってみたい!」と思うのが1番です。
やってみたいと思う環境がなければ、すぐにそうはならないと思います。
なので、まずは様々な運動教室に行って子どものリアクションや感想を聞いて考えるのも良いと思います。
まとめ
体操教室はいつ始めるのが理想かというお話をしました。
結論は変わらず「子どもが興味をもった時が1番」です。
ただ、子どもによって先生のキャラクターや大人数、少人数の教室なのか?など相性もあると思います。
なので、様々な教室に行ってみて子どもの意見を尊重してあげるのがベストです。
もし、やりたいと言わなければ今はやるべきタイミングではないので無理して始める必要はありません。